バルカー乗船記その1(2018年5月乗船日)バルカーに乗船したときの話
面白くないかもしれないが、備忘録のために2018年5月に乗船したバルカーに乗船する時に起こった話を書き留めておきたい。
乗船命令を受け取り、乗船地であるオーストラリアのポートヘッドランドまで飛行機で行くことになった。飛行機はカンタス航空で広島から羽田へ飛び、夜行便でシドニー、それからシドニーからパース経由ポートヘッドランドという旅程だった。
羽田からは夜行便ビジネスクラスで、使い勝手は悪かったがシドニーまで快適なフライトだった。
乗船時は基本的にスーツケース1個、バックパック1個にしているが、中にはスーツケース2個にバックパックという強者もいる。乗船期間は数ヶ月となるのであれやこれやと詰め込むと楽勝で30kgオーバーとなるので、25kgを目安に準備している。ちなみに船員用チケットは荷物の重量制限が40kgとなっている。
シドニーに到着後、入国審査を受けるためにスーツケースをピックアップしたところ、キャスターの1個が破損していた。
25kgもあるスーツケースのキャスターが破損したら、船に乗船するまでかなりの苦労が予想されたが、とりあえずLuggage Claim Counterに行こう。しかし入国審査には大勢の人がいたため、Luggage Claim Counter には行ったものの十分に話す時間がなく、係員もポートヘッドランドで申告してくれとのことだったので、そのまま荷物を預け、パース経由ポートヘッドランドに向かった。
ポートヘッドランドには夕方の6時に到着、やれやれようやくここまで来たかと胸をなでおろしたのも束の間で、スーツケースが待てど暮らせど出でこない。。。
今晩はここで1泊するので、明日ホテルに届けてもらう約束をするが、キャスターが壊れておりそ、の手続きをしようにも現物がないので届き次第確認しますとの地上係員の説明。代理店の人も早く行きたがっていることもあり、あとは地上係員と代理店係員に任せ、泣く泣く空港を後にした。
代理店の車に乗って移動し始めた時に代理店係員が船のスケジュールが早まって今着岸中。なのでこれから港に向かうとのこと。OMG!!
はい、そのまま乗船し、交代者と引き継ぎ開始。出航時間は翌日の1500時とのことで、船長経由で荷物の件を代理店にプッシュしてもらった。荷物がこないとかなりまずい、最悪1ヶ月後の寄港時に受け取りとなる。交代者が未使用の下着数枚を恵んでくれたので、それでなんとか凌げるか。。。
交代者の下船用ボートで荷物はなんとか来たのでとりあえずホッとしたが、壊れたキャスターについてはメールでカンタス空港にクレームするも全く返事なし。代理店もノーアクション。結局自分で修理に出している。
カンタス航空なんか大嫌い!
どうでもいい話ですいません。荷物を受け取った時にはキャスター周りを入念に点検しましょう。自分で修理に出しましたが、他の3輪の根元にも亀裂が入っているとかでさらに修理費用がかさみました。(涙)